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ろうきんの住宅ローン

労金(ろうきん)の住宅ローンを紹介する前に、少しろうきん(労働金庫)の組織形態について説明したいと思います。

ろうきんは、労働組合の構成員や生活協同組合の勤労者が、相互扶助のためお金を出資して組織された営利を目的としない金融機関です。この法人形態は、労働金庫法と言う法律に基づいて組織され運営されています。

ろうきんは上記のように他の金融機関と異なった形態をとっているので、良く言われるのが、「勤め先の会社には労働組合がないからろうきんは利用できない」また、組合があっても「組合に加入していないので利用できないのでは」と言うことです。

しかし、勤め先の会社がろうきんの加入企業でなくても、僅かな入会金を払い込むことでろうきんの各金融サービスを受けられますし、ろうきんが提供する住宅ローンも利用可能となります。(会社に労働組合がない方や会員でない方は、レインボー倶楽部に入会すれば住宅ローン融資がうけられます)

ろうきんは、各都道府県ごとに組織化されていましたが、ここ10年余りで広域地域連合化が進み、2009年8月現在の全国のろうきん数は、13となっています。

これら13のろうきんは、共通のものもありますが、各ろうきん毎に自前の住宅ローン商品も扱っています。

ろうきんの住宅ローン金利

ろうきんの住宅ローン金利は、比較的低く設定されています

ろうきんは、住宅金融支援機構の提供するフラット35のほか全国13のろうきんで、それぞれ特徴のある住宅ローンを提供していますが、関東甲信地方をエリアとする中央ろうきんでは、「不動産担保型ローン」を中心に提供し、当初の10年間変動金利でありながら上限金利を定めたLooF10と呼んでいる金利形式に特徴があります。

フラット35で有名な会社としてはりそな銀行住宅ローンのフラット35等があります。

また、関西地区をエリアとする近畿ろうきんでは、「有担保ローン」、そして愛知県を中心とした東海地域では、省エネやバリアフリー住宅向けの住宅ローン商品を得意としているようです。

各ろうきんは、住宅ローンメニューや金利形式のほか、優遇金利の設定・キャンペーン等又は保証料、付随する保険等について多少異なりますので、住宅ローンを利用しようとする方は、それぞれの地域のろうきんに問い合わせてみるか、ホームページ等で検索してみるのがよいと思います。また、労働組合員の方は、勤務先の担当部署に相談されるのが一番早いと思います。

ろうきんでは、出資している団体の会員の構成員と構成員以外のものとで保証料や事務手数料等に差異を設けていますが、構成員以外の人でも住宅ローン金利等を他の金融機関と比較検討しメリットがあれば、ろうきんの住宅ローン商品を検討することも十分価値があると思います。ざっと観察すると、ろうきんの住宅ローン金利は、いわゆるメガバンクと言われる金融機関の住宅ローン金利より低く設定いることが多いです。

住宅ローンは銀行によって大きく金利が変わりますので、各社の住宅ローン金利の比較をきちんと行うといいでしょう。

住宅ローン融資条件

継続的な年収条件は150万円の低さです

ろうきんは、単一の組織体ではないので融資条件や金利、保証料について全国統一ではありませんが、しかしこれが各地域の住宅ローンニーズに的確に応える特徴ともいえます。

そんなろうきんの住宅ローンの融資条件の中で、共通する住宅ローン融資条件があります。

それは、住宅ローンを利用できる条件である年収が低めに設定されていることです。各金融機関では、多少の例外はありますが、ローン利用者の年収を大体300万円以上に設定していますが、(この金額は各金融機関のホームページを見て記述し、実際の窓口では裁量の余地はあります)ろうきんの住宅ローンでは、利用者の安定的な継続年収としてその下限を150万円に設定しています。

比較的年収が低いとされる契約社員の人やいわゆるパート従業員でも、安定した継続年収を得ている人なら、マイホームを手に入れる第一条件をクリアできるので、働く者の味方を理念とするろうきんサービスの具体的現れとして評価に値するのではないでしょうか。

ろうきんは労働金庫法に基づいて組織・運営される非営利組織なので、各種金融サービスを受けようとすると勤務先がこれに加入していないと、個人的に出資して会員となる必要がありますが、その出資金は僅かであるので、年収に不安のある方は、同住宅ローンを検討してもよいと思います。

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